オリンピック発祥の地・アテネでオリンピックが開幕してもう2週間ちかく、毎日睡眠不足が続いている人も多いと思います。
とりわけ今大会は開会式前の女子サッカーで「なでしこジャパン」が強豪スウェーデンに快勝、柔道を皮切りにメダルラッシュで、林も深夜のTV観戦が続いていますが、「長嶋ジャパン」がなんとか銅メダルを獲得し、日本のメダル数が過去最多になったため、ついついHPに感想を書きたくなってしまいました。
25日現在、金メダルはアメリカ25、中国24、日本15、オーストラリア14、ロシア・ドイツ9と日本が大善戦、金・銀・銅の総メダル数でも日本はベスト5に入っています。世界のトップアスリートと互角に戦う日本の若者の勇姿に感動する一方、アーチェリーでは41歳の山本博選手が見事な銀メダル、そのひょうひょうとした姿は“おじさん”世代に勇気を与えてくれました。
さらに特筆すべきは、日本女性陣の活躍です。日本の選手団は史上初めて女性の選手数が男性を上回りました。「21世紀は女性の時代」と表現した(2004.5.9「林英夫の考え」)林の予感はスポーツの世界でいち早く現実になってきました。アテネオリンピックは史上最高の202の国・地域が参加し、開会式では今回も韓国と北朝鮮が朝鮮半島をあらわした統一旗で入場しました。米英軍の攻撃で大きな被害を受けたイラクは苦難を乗り越え、サッカーでベスト4に輝きました。
陸上競技・ハンマー投げで銀メダルを獲得した日本の室伏選手は「あなたにとってオリンピックとは?」とインタビューされて「平和」と答えていました。
アメリカと旧ソ連の政争に巻き込まれたり、IOC委員の“カネまみれ”などオリンピックを取り巻く環境は決して“平和”なものではありませんが、21世紀は人類の英知で、平和のシンボルにしていかなければなりません。オリンピック発祥の地・アテネから全世界へむけた「平和」へのメッセージをしっかり受け止めていきたいと思います。
最後に「オリンピック憲章」の一部を掲載します。『オリンピズムの目的は、人間の尊厳を保つことに重きを置く平和な社会の確立を奨励することを視野に入れ、あらゆる場で調和のとれた人間の発達にスポーツを役立てることにある』