2004/8/30
9月議会は公営企業会計をチェック!!
この夏は台風の当たり年、きょうも大型で非常に強い台風16号が九州に上陸し、その後中国地方から近畿地方を通過するコースが予想されており、厳重な警戒が必要です。
そしていよいよ9月、定例市会が14日から始まります。9月市会は、上下水道、病院、市バス、地下鉄、港湾、新都市開発などの公営事業決算の審査が中心になります。
8月の議会報告「WHATS NEW」でもお知らせしたとおり、厳しい経営環境が続くなかで水道料金については「新経営目標」のなかで、さらに4年間凍結される方向が出ています。資源の有効利用の観点から節水を進める取り組みが必要な一方で、水道の需要減少をどう経営的に乗り越えていくのか、この難題は下水道事業にも問われています。
また8月1日の「林英夫の考え」で取り上げたように、赤字経営が続く病院事業については、中央市民病院のポーアイ2期移転問題が大きな議論になりそうです。市民の意見募集は月末で締め切りですが、林事務所には電話やメールで、移転反対の声が届いています。林も「はじめに移転ありき」の考え方には反対です。先端医療とのリンクも含めて、いかに市民のニーズに応えられるかが大きなポイントだと思っています。
さらに、これも累積赤字が295億円になんなんとする市バス事業の問題。京都では市民をまじえて徹底的な見直し論議が展開されています。市民の足ですから、もちろん経済効率だけで考えてはいけない問題ですが、これもいかに市民ニーズに対応した経営改革ができるのか、市民一人ひとりが関心を待たなければならない問題です。地元の必要論だけで事業を行うと、地下鉄海岸線のように需要を見誤った赤字路線拡大につながってしまいます。神戸空港が問われている問題でもあります。
こういった公営事業の慢性的赤字体質について矢田市長は、公営企業への民間的経営手法の導入、事業の一部民間委託、民営化を視野にいれた改革を打ち出してはいますが、議論は緒についたばかりで、議会答弁を聞いていても、まだまだ“ぬるま湯”的体質は変わっていない感もあります。9月定例議会のスケジュールは市議会HPをごらん下さい。
●市議会ホームページ

神戸市上下水道事業審議会

中央市民病院ホームページ

神戸市交通局ホームページ