2004/3/14
“3セク”ヴィッセルが大変身!早くも“民営化”効果
やったぁ!!逆転勝利だ!!ヴィッセル大変身!!13日(土)の神戸ウィングスタジアムは約3万人のサポーターがヴィッセル神戸の開幕戦勝利にわき返りました。しかも見事な逆転勝利です。試合は、市原が前半6分先制しましたが、神戸は後半32分に北本、さらに35分には幡戸のクロスに和多田があわせてあっさり逆転、これが決勝点になりました。鳴り物入りで入団したトルコのイルハンと、キングカズのツートップは直接得点に結びつきはしませんでしたが、さすが相手チームに警戒心を与え、フォワードとして十分に機能していました。
ヴィッセル神戸はちょうど10年前、資本金21億円あまりで神戸市をはじめ、ダイエーや伊藤ハムなど地元企業が出資して球団設立、震災の影響でダイエーが撤退したあと、ノーリツなどがスポンサーに加わって、97年にJ1に昇格しました。しかし選手補強もままならず、毎年J1下位で低迷、観客動員や広告収入も伸びないため、98年には債務超過に陥りました。メインスポンサーの神戸市では約15億円を融資して球団をサポートしましたが、焼け石に水状態。結局は約42億円の累積赤字を抱えて民事再生の道を選ぶことになったのです。神戸市は約15億円の債権を放棄することになりました。(実際は、弁済金3億円を引いた約12億円の放棄)
球団譲渡の入札に名乗り出たのは、バーチャルモールで大成功を収めている「楽天市場」を運営するクリムゾングループ。もちろん水面下で交渉がすすめられていました。会長兼社長の三木谷浩史氏は1965年神戸市生まれの青年経営者、地元出身のクラブオーナー誕生です。目玉になる有名選手獲得のため、ブラジルのリバウドや、イタリアのバッジョにもコンタクトしたと言われ、最終的には、W杯でも有名になったトルコのイルハンを獲得、移籍金と年俸の総額は9億円と言われています。これまでのヴィッセルの選手人件費は約6億円ですから、まさに大胆な選手補強でした。これは「星野タイガース」の時もそうでしたが・・・。
ここで林が強調したいのは、あのままズルズル神戸市がカネをだして“3セク”経営を続けていたら、いや続行は不能でしたが、仮に続けていたらどうでしょう。貧すりゃ鈍するで、とても今季のような人気も、観客動員も無理だったでしょう。J2転落どころか、神戸のイメージダウンもはかりしれません。それに比べて、開幕初戦はチケットも「楽天」パワーで完売、乗客が増えない地下鉄海岸線も利用客が増え、ウィングスタジアム近くの商店街もスタジアムに店をだすなど、さっそく経済波及効果も出ています。「官から民へ」は林の選挙公約です。今回のヴィッセル“民営化”を模範にして、神戸に元気を取り戻しましょう!!