2005/10/20
「どうしていけないのか」…“駄々っ子”総理
「思想および良心の自由は、これを侵してはならないと憲法19条に書いてある。総理大臣である小泉純一郎が一国民として参拝するのがどうしていけないのか…」
19日の党首討論で小泉総理は自らの靖国参拝についてこう述べました。一国の総理が、しかも国会の場でこんな発言を行ったのです。いったい総理には歴史認識があるのでしょうか。
「一国民として参拝する」のは自由ですが、「総理大臣である小泉純一郎」が参拝するから、メディアを含めて大騒ぎになるのです。当然のように、中国や韓国は反発しています。こうなればもう“確信犯”というより、人に注意されて「なぜいけないの」「ぼくの自由」と開き直る“駄々っ子”のようなものです。
この詭弁ともいえる小泉総理の答弁に対して、民主党の前原代表は「参拝がいけないとは言っていない」「私ならA級戦犯を合祀している間はいかない」と反論しましたが、「ではなぜ中国や韓国がいけないと言っているのか」と反問すれば、総理の歴史認識がよくわかったのではないでしょうか。
18日のニューヨークタイムスは“Pointless Provocation in Tokyo”(東京で無意味な挑発)と題する社説で、小泉総理の靖国参拝を厳しく批判しました。
社説では、靖国神社は「韓国や中国で日本が行った残虐な行為の非を認めない見解を広めている」とA級戦犯の合祀を批判し、靖国参拝は「日本の戦争犯罪で犠牲になった人々の子孫を意図的に侮辱する」と指摘しています。
日本に原爆を投下した国から言われたくないと嫌悪感を抱く人がいるかもしれませんが、だからといって日本の“戦争責任”が免罪されるものではありません。小泉総理の“挑発”は外交に利用され、中国や韓国を利するだけと考えます。
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YOMIURI ON LINE(20日)
Asahi.com(20日)
NYタイムス(18日)
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