現在、幼稚園年中男児・年少女児・10ヶ月男児の3人の母です。現在住んでおりますマンション(住吉山手4丁目11番)から、校区の渦が森小学校までの距離があまりに遠く(子どもの足で50分もの登山です)マンション内の数名とともに、徒歩10分の御影北小学校に校区変更を希望しています。
4月下旬にこのようなメールをもらって、教育委員会の考えを質したところ、「事情はわかるが、御影北の受け入れ態勢の問題や、地元区民会の合意などクリアすべき問題も多く、教育審議会の手続きも必要になるので、急には難しい」という回答でした。
このため林としては「校区自由化」について教育委の考えを質す一方で、特別な理由があって校区外の学校に通うことができる「指定外通学」の緩和を求めました。これについて教育委側は「将来的な問題として校区自由化は検討する必要性があると認識しているが、指定外通学については不登校やいじめなど特別な理由しか認めていない」という返事でした。
こういう経過から、住吉山手4丁目11番の保護者らは、地元区民会の合意を得たり、渦が森小、御影北小の校長と面談して、通学困難の事情を説明、教育委にかけあっても、解決の糸口さえ見えてこないため議会に陳情することになったのです。
神戸市は“汚職議員”の言うことは聞いても、市民の切実な要望は聞いてくれないのか…こんな憤りを感じながら、普段は市政と縁遠い若いお母さん方が、自分たちの手でアンケートや署名活動を行い、通学路の地図を作って陳情書を作成、20日の文教経済委員会で口頭陳述を行いました。
陳情に対して小川教育長は、これまでどおりの“出来ない理由”を並べたてましたが、委員からは「安全・安心の観点から保護者や子どもの気持ちを考えるべきだ」「校区変更が難しいのなら指定外通学の緩和を早急に行うべき」などと、厳しい意見が出されました。
結果、陳情については「審議打ち切り」になりましたが、委員会からは「早急に問題を解決すること」という旨の要望が行われ、教育委も指定外通学の緩和に着手することになりました。
21日の神戸新聞では「指定外通学 距離で基準緩和」というタイトルで、国の基準である小学校約4キロ、中学校約6キロの通学距離を半分程度に見直す方向で教育委が基準緩和の検討に入ることが報道されました。
子どもが巻き込まれる事件・事故が多発するなかで、ママさんパワーが教育委の“開かずの扉”を少しだけこじ開けたといえます。これからが正念場です。