2007/9/12
御影工高跡地売却コンペ裁判は高裁へ
「なぜ御影に超高層マンションなのか」
「なぜ市有地を32億円も安売りしたのか」
「なぜもっと地元の声を聞いてくれないのか」
こんな素朴な疑問から御影工業高校周辺の住民らが「東灘・御影の環境と景観を守る会」を結成し、住民訴訟にまでなった御影コンペ裁判は、8月31日の神戸地裁の住民敗訴判決を不服として12日、住民らが控訴の手続きを取りました。
これによって、御影コンペ裁判は舞台を大阪高裁に移して、さらに土地売却コンペの違法性について審理されることになります。
1審で神戸市側は、御影工高跡地は阪神御影駅前の広大な土地だから、その利用方法について地元住民の考えを最大限反映させるため、地元「まち協」からの要望をよく聞き、コンペの募集要項に盛り込んだとしています。またこれらの要望に沿った計画内容が審査委員会で高く評価されたので、32億円の価格差は止むを得なかったと弁明しました。
これに対して住民側は、「まち協」は地元住民の総意を反映するような運営がされておらず、地元と共存共栄といいながら、地元が要望もしていない駅と阪神百貨店を結ぶデッキが審査委員会で評価されるなど、コンペは公正・公平でなかったと反論しました。
しかし判決では「まち協」の実態や、コンペのすすめ方などを具体的に検証することなく、神戸市の主張に沿った判決になりました。これでは行政のやりたい放題です。
住民らは新たな証拠を集めて、控訴理由書を作成することにしており、場合によっては証人申請も辞さない構えです。高裁ではさらに突っ込んだ検証を期待します。
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なぜ御影に「超高層」なのか…
原告らは控訴へ
裁判の舞台は大阪高裁へ
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