2007/10/20
「選ばれた小数による専制の防止」は…
私たち「住民投票☆市民力」議員団は、既成の政党や組織・団体による市政ではなく、サイレント・マジョリティ(声なき多数)の声を市政に反映させようと、市民による市民のための市政をめざしています。
林は市議に初当選させていただいたあと、サンテレビの選挙番組などでお世話になった関西学院大学法学部政治学科の森脇俊雅教授のお誘いで、4回生を対象に「政治システム特別演習」の非常勤講師を務めており、現代政治と市民参画、現代政治とメディアなどについて研究しています。
その森脇教授が、20日に関学のオープンセミナーで「住民参加と地域政策」というテーマで講義を行われました。聴講生は、それぞれの地域で自治会を運営したり、住民運動などをしている方が多かったようです。
森脇教授は「住民参加」の制度としての選挙や、住民投票、陳情・請願、パブリックコメント(意見募集)、傍聴・監視、さらには自発的な反対運動、地域活動などを例示しながら、第4代アメリカ大統領で憲法草案作成にも携わったジェームズ・マジソンの「選ばれた少数による専制の防止」という言葉を紹介されました。
そのうえで、西宮浜石油コンビナート反対運動の成功例と、神戸空港建設住民投票運動の失敗例をあげられ、西宮は推進派市長の落選、神戸は推進派市長の当選で明暗を分けたことを指摘されました。
このように住民参加の究極の形は、やはり選挙ですが、1つの選挙区から多数の議員を選ぶ地方議会選挙はまだまだ制度的に問題があります。政党や組織をバックにした候補には比較的有利な制度で、多選禁止もありませんので“ボス政治”を許すことになります。
全体で見ると、「声の大きい少数」が「沈黙する多数」を制し、声の大きい利益団体や地域団体と議員が癒着することになります。こういう弊害を防止するための、情報公開や政策決定過程の透明化が重要なのです。
最後に森脇教授は「政治とは可能性の芸術」だと強調されました。まったくそのとおりだと思います。政治をあきらめてはなりません。観客になってはいけません。自分たちで自分たちの首を絞めることになりますから。
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関学大・森脇俊雅教授
真の住民参加とは…
住民投票☆市民力のパンフ
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