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07.07.31
平成19年総務財政委員会(危機管理室)
◯委員(林 英夫) 私の方から1点,先日の中越沖地震ではいち早いサポートでご苦労さまでございます。これまでの経過と今後の現地からのいろんなニーズがあれば,どんなふうな対応をなされるのかということをお伺いしたいと思います。
◯平井危機管理監・理事 新潟の中越沖地震の状況でございますけども,今回の被災地である中越地域は,平成16年10月にも同じような新潟中越地震ということで大きな被害を受けておりまして,その際も本市から地震の経験をもとにした支援を行っているところでございます。
今回の被災に関しましては,真っ先に私の方からとにかく状況を見てこいというふうな指示を出しまして,直ちに次の日に決断をして行ったわけでございますけども,今回内容を見ておりますと,最大の被災自治体である柏崎市に対して,新潟県はもちろんのこと,柏崎市周辺の自治体の方々が一緒になって被災地の応援をやっているということで,我々のとき,阪神・淡路大震災のときに比べまして非常に素早い,迅速であったというふうに我々は思っております。そういう意味では阪神・淡路大震災の教訓がかなり生かされたんじゃないかなというふうに思っています。私たちは被災地に対しまして見舞金の贈呈あるいは毛布とかブルーシート等の支援物資,それから職員派遣を実施しておりますけども,今後とも要請があれば積極的に支援を行っていきたいなというふうに思っています。
今まで支援をした内容でございますけども,まず先ほど申し上げました先遣職員の派遣,それから向こうから保健師さんの派遣,いわゆる心のケアも含めて体の状況が非常に──いわゆるエコノミー症候群とかありますので,保健師の派遣,それから災害の被災建物の応急危険度判定ということで,応急危険度判定士の派遣ということで,この3通りの派遣を行ってまいりました。現在,きょうは7月31日でございますけども,8月の後半ぐらいまで保健師さんの派遣を神戸市の方からぜひお願いしたいというふうに聞いておりまして,一応最初は4人プラス運転手さん2人という6人体制で行きましたけども,今は第3次派遣ということで,保健師さん2名を常時派遣するという形で新潟県の方と調整がついております。そういうことで,保健師さんの派遣というのはあと1カ月ほど──1カ月弱ほどですけども──支援が続くものというふうに考えております。
以上でございます。
◯委員(林 英夫) 特にその辺の健康面であったりとか心のケアの問題というのは重視されると思いますし,私も中越へ行ったときに避難所に行ったんですけども,プライバシーの問題であったりとか,先ほどおっしゃいましたように,特にエコノミー症候群が問題になりまして,今回もやはり校庭で車で寝ていらっしゃる方もいらっしゃったということで,いろんなボランティアの方々が入って対応なさっているようなんですけども,やはり阪神・淡路大震災を経験した者として,あるいは自治体として,もう少し目立った形でのアピールといいますか,形だけじゃないんですけども,私の知り合いの某市会議員がプロジェクトをつくってまして,これは1つは避難所におけるプライバシーの問題であったりとか,あるいはエコノミークラス症候群に対応する形でのプロジェクトということで,テントづくり,テントを贈ろうというふうな運動をしてまして,これは非常に余震が心配される中で自宅の外にテントを張ったりとかあるいは校庭のあいているところにテントを張って,これは自衛隊ももちろんたくさんテント持ってきているんですけども,もう少し小型で数人が入れるようなテントを持っていったりとか,あるいはこれは神戸のボランティアが足湯をやったりとかしてますけれども,その辺の発信がもう少し行き届いていくと,全国的にも何をどうサポートしたらいいのかということがよくわかるんじゃないかということと,それから先週末にボランティアから入った情報によりますと,やはり入院している方々が多くて,既に入院している方々のメンタルケアが十分でないと。これは保健師さんの守備範囲では十分にはいかないと思うんですけれども,そこの部分で関連死がもう既に発生してきているということで,そういった部分というのは我々も体験している部分ですので,本当に言葉悪いですけども,あの阪神・淡路のときは,病院へ行きますともう野戦病院さながらの状態で,既に入院している方々と入ってきている方々が混在状況で治療を受けていると。その治療もなかなかままならないという状況がありましたので,そういった部分のケアといいますか,そこの部分についても我々の経験をどういうふうに伝えていくのかということで,2次災害というふうな形になっていくかと思いますから,その辺ももう少し我々市民もやはり心配して見ているわけですから,神戸市としてこういうふうなプロジェクトを組んで対応しているんだということが出たらなというふうに思っております。もしその辺で何かひとつ方針でもございましたらお伺いしたいと思います。
◯平井危機管理監・理事 よくせっかく神戸からそういった先遣隊を派遣したりあるいは家屋の判定士を派遣したり,保健師をたくさん派遣したりするのに,もう少しやってるでということを対外的に示したらいいんじゃないかなという意見は私もたびたび聞きます。しかしながら派手にやるというんじゃなくて,我々はやっぱり地道にやっていくということが大切であるというふうに思っておりまして,震災があってすぐは,やはりしばらく2〜3日たちますと,医療と保健が中心になってくるというふうに思っております。そういうことで,今回は非常に新潟県を中心にして周辺都市の方々,そして保健師さんについては全国で募集をかけまして,神戸市が手を挙げて,神戸市の割合が4人やったということでございます。そういう意味で,派手なこともいいんですけども,できるだけ早く地元のニーズを聞いて,そして的確に人を派遣すると。実務が実際できる人間を派遣するということが一番大切だというふうに,我々はあの震災の応援をいただきまして経験したわけでございますから,そういう方向で今後とも進めていきたいなというふうに思っております。
◯委員(林 英夫) もちろん危機管理室としての対応というのはそういうことでベーシックな部分になっていくと思いますけども,中越のときも交通局がルミナリエバスを出したように,いろんなアイデアが出てくると思いますので,息の長い形で,我々が経験した中で,例えばこの秋にはこちらビエンナーレもありますし,そういった音楽とか美術で心のケアをしていただくためにこちらに招待をするなりとか,そういったことを含めて,これはNPOを含めた形で民間とも協力しながら,やっぱり市民が見てますんで,そういった形で,ああ神戸市というのはああいう体験を踏まえてこういうふうに動いてくれてるんだと,これは1つ市民に対する安心材料にもなっていくと思いますから,そういったことをまた全庁的にやっていただきたいということを要望して,終わります。
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